はじめに

 高齢化による疾病構造の変化、ニーズの多様化により、これまで以上に作業療法士をはじめとするリハビリテーション関連職種には高い評価能力が求められています。このためには、評価を簡易にどこでも行えるようにするための新たな資源を導入する必要があります。しかしながら、リハビリテーションの現場では、認知機能の評価が詳細に行われないことが多く、実時間でのデータ入力と評価結果の整理・入力が容易な脳機能リハビリテーション評価システムが望まれていました。我々は、作業療法士をはじめとしたリハビリテーション関連職種が簡易に対象者の認知機能などの評価を行えるように、タブレット端末を用いた脳機能スクリーニング検査アプリケーション群「脳検レポート」を開発し運用を進めています。このシステムは、評価者がタブレット端末上のアプリケーションソフト(以下、アプリ)を起動し、いつでもどこでも認知機能検査を実行できます。また、対象者自らが容易に各検査を実行できるアプリです。現在Google PlayストアにてAndroidアプリを公開しており、ご自由にインストールしていただくことができます。